にらに含まれるアリシンの効果 前編

アリシンは健康食品としても注目されており、様々な健康効果が期待されています。まずはアリシンによる7つの健康効果について解説します。

1.疲労回復効果
アリシンは現代人が不足しやすい栄養素であるビタミンB1と結合することで、糖質をエネルギーに変えて疲労を除去する「アリチアミン」になります。
このアリチアミンには、ビタミンB1の消化吸収を促進させて体内に長くとどまらせる働きがあり、疲労回復効果をさらに持続させることが可能なのです。

2.抗菌・殺菌効果
強い抗菌・殺菌力があり、風邪や気管支炎の原因となる病原菌から体を守る働きを持つアリシンは、歴史的に食中毒を防ぐための薬味として利用されていて、チフス菌やコレラ菌、サルモネラ菌などの感染予防にも効果があります。
特に、アリシンがたっぷりと含まれているニンニクについては、古典文学として広く知られている「源氏物語」にも風邪症状の薬として活用されていたという記述が残されています。

3.血糖値抑制効果
アリシンには血糖値の上昇を抑える効果が認められています。ビタミンB1と結合してアリチアミンを生成し、糖質の分解と吸収を促進させるとともに、体内のビタミンB6と結合してインスリンの分泌を助け、血糖値を下げてくれるのです。
そのため、アルコールの過剰摂取や運動不足により引き起こされる糖尿病の予防にも役立ちます。