ニラと漢方薬

中国では,ニラを生薬として利用したのは春秋戦国時代(紀元前770年~)からだといわれています。

ニラの別名は「起陽草」「草鐘乳」などとも言って,ニラ種子は生薬として「韮子(キュウシ)」といい,別名は「韮菜子(キュウサイシ)」「韮菜仁(キュウサイジン)」ともいいます。

中国の明時代,李時珍によって書かれた漢方医学書『本草綱目』の菜部に,ニラ種子の効能効果が次のように記載されています。

「夢中の洩精,溺血」「腰膝を暖め,鬼交を治すのに甚だ効がある」「肝及び命門を補い,小便頻数,遺尿,婦人の白淫,白帯を治す」。